決断することって本当に大切?
【決断が大切だ!】とはよく言われますが!
「何故?」って自分自身に問いかけてみた時、ぼや〜としていたので、思考の整理を兼ね決断について考えたことを、ここにアウトプットしたいと思います。
■決断について考える...
(まずは、決断って何だっけ?)
「複数の選択肢の中から、どれかを決めて他の選択肢を断つこと」
※断つわけではなく最優先にするといったケースもあるかと思いますが一旦は断つわけですので、この場では「断つ」で著します。
(なぜ重要なのか?)
・戦略的利点
ビジネスに於ける諸々の理想(こうなったら良いな!と思うこと)は思えば自然と成るものではない。
また、「こ~なったら良いな~」「あれも、こ~なったら良いな~」「そうそう、そういえば、これもこ~なったら良いな~」なんて漠然と考えている状態がいたずらに続くものだと思います。
この状態では力が分散してしまい、なに一つとして得るものが無いというようなことになりかねない。数頭追っかけて一頭も得れないといった不幸な結果が待ち構えています。その中の1頭に狙いを定め全てを集中するから勝ち取る可能性も上がるのだと思うのです。
また、決断しないということは、迷っていると言い換えることが出来ると思います。迷っている人がいると周りの人は何をしてあげれば良いか分からないので助けることも出来ません。特にリーダー的立場の人が迷っていると、メンバーがそれぞれの解釈で「バラバラのことをする」ということになってしまので、成果もままならなくなります。また、「いったい、何がしたいの? 何すれば良いの? ムカ!」って感じで、テームの心理的にも望ましくない状態になると思います。
リーダー的な立場になればなるほど、決断するか否かの影響は大きくなると思いますね。
・人間関係的利点
迷っているという状態では人から信頼されることが難しくなると思います。
例えば、次のプロジェクトをAかBどちらに任せるか決断できていないままAで進めた場合、逡巡していることがAには伝わってしまいます。
「やっぱりBにしておけば良かったかな?」的な心情をAが察知すると気分の良いものでは無いと思います。
また、何かを一緒にやろうと話しをしても、相手がやると決断せずに迷いのなかで一緒に進められても、いつ気が変わるかと心配になります。
※決断することには「柔軟さを欠く」などのデメリットもあるかとは思いますが、決め方で回避出来るのものも多いかと思います。
(決断するときの手法?)
決断が大事なことは理解しても、「ついつい迷ってしまう」「Aに決めたのにBのことを考えてしまう」となることは人間として自然だと思います。
ただ、これではダメなので訓練し実行できるようにならなければならないと思います。
・決断のプロセスをルーティン化する。
限られた選択肢の中で決断した場合は、うまくいく可能性も下げますし後から迷いに繋がるケースもあります。何のための決断か(目的)を明確にし、考えられる選択肢を全てだし、それぞれのメリットデメリットを書き出したうえで決断することで、後の迷いを打ち消すことが出来るのではと思います。
・思考の訓練をする。
人間、迷っているときが精神的に一番苦しいという事実を自覚し、一度決断したら一旦は他を考えないようにする訓練が必要だと思います。断ったほうの考えが浮かんだら、踏みつぶすようなイメージです。
目をつぶり呼吸のこと以外考えないようにする「瞑想」なども良い訓練になると思います。
・明確化する
Youtubeチャンネル:MaxVision777 のコンサルタントの受け売りですが、決断に曖昧さがあれば実行出来ず、決めたのに全く意味のないことになってしまうと言われていました。
その曖昧さを次の質問を自分に投げかけすべて明確にしておくことで確実に実行に移せるのだ。とのことです。
誰が/何を/いくつ/誰に/どこで/誰を/いつ~いつまで/誰のために/幾らで/どの様に/何故
以上、頭が整理できたところで明日からはバンバン決断即決していきたいと思います(^o^)/
【自己啓発書など読むだけ無駄】 キャリアポルノは人生の無駄
【自己啓発書など読むだけ無駄】
この著者は自己啓発書を「キャリアポルノ」と揶揄し切り捨てている。
わたしも自己啓発書って“お酒”のようなものだと思ったことがあります。酔ってる間だけは普段の悩みも麻痺し「よ~しヤルぞ!」みたいに思える。
しかし翌日になると酔いもすっかり覚め、何も変わってない自分が、何も変わらない現実と向き合うことになる。
ただ、お酒と違うところは、すっかり覚めることなく少しずつだけど物事の捉え方や行動が変わってくるということかなと....
繰り返しているうちに、ゆっくりと潜在意識に刷り込まれていくのだと思います。(インプットに対し変化が微小すぎるところが悩みではありますが(^^ゞ)
そして「読み方」が問われるのではないかと今回感じました。
学ぶこと自体が目的化することだったり、逃避の拠り所にならないように気を付けたいものです。そして実践に焦点をあてアプトプットが増やせるよう心がけたいです。
http://www.excite.co.jp/News/column_g/20130625/Davinci_002379.html
サイモン シネック: 優れたリーダーはどうやって行動を促すか
サイモン シネック: 優れたリーダーはどうやって行動を促すか Goldencycleというフレームワーク
TEDのプレゼンテーションです。
同じ様に人間が集まって、同じようにオフィスで仕事し、同じようにサプライや各種代理店と取引したりと、一見、同じように事業活動しているように見えますが、なぜ、Appleは他の企業を超越しているのか?
そこにはシンプルな法則があるという。
ゴールデンサイクル 1.Why → 2.How →3.What という思考パターンが共通しているのだとか。
何故、そのことを行うのか?
何故、その製品を開発するのか?
必ず『何故』から入り、この『何故』を市場にも訴えかける。
そのことが、人の心に響き、共感を得て人を動かすのだと。
このゴールデンサイクルはシンプルなので覚えておきたーい!
http://www.ted.com/talks/lang/ja/simon_sinek_how_great_leaders_inspire_action.html
『人望』について考えてみました。
情報革命で世界を幸せにという理念で世界へと直走り、東日本大震災の際に多額の義援金を寄付した「孫正義」
従業員は家族だ!家計が苦しいからといって家族を追い出せるかと言って、リストラを示唆する役員を一蹴した「出光佐三」
など、誰もが人格者に憧れ自分もいつかはと思うことがあるかと思います。
『人望』について考えてみました。
あなたの周りには人が集まってきますか?それともどちらかというと避けられてるほうですか?
自分に人望があるか否かは日々の生活の中で、例えば次のようなストロークがあるかで判断できるかと思います。
・誘いを受ける
・相談を受ける
・年賀状が届く
・表敬を受ける
周りの人が自分と付き合いたいと思っていると以上のような行動に表れます。
逆にどうでも良いと思っていれば、このようなストロークは受けないことになります。
では、どういう要素が周りに「付き合いたい」と思わせるのでしょう?
【人格】
○情熱・・・共感できる情熱(理想、拘り)を持っている人
○信用・・・口が重く、言うこととやる事に一貫性がある。裏表や隠し事が無いと思えるような人
○味方・・・自分に害になることはせず、プラスになることを心から考え自分を想ってくれる人
○人情・・・失敗を許してくれ助けてくれるような利他の精神をもった人
【能力】
○知識・・・凄いなこの人と思えるような豊富な知識を持っている人
○技量・・・凄いなこの人と思えるような豊富な技量を持っている人
ざっと書き出してみましたが、他に何かありますでしょうか?
『人望』がほしいとやみくもに考えるのではなく、こうして細分化してみると具体的行動指針になりますね。
ただ、一朝一夕で得られるものではなく時間は要します。
これから、一つずつ積み上げて、いつしか稲森和夫のような人格者になりたいと思います。
ガイヤの夜明け
昨日、7月9日のガイアの夜明け
面白かったです。
飲食業界(フードサービス)は人材不足が深刻化
しているそうです。
理由の多くは学生時代に飲食店でバイトをした
経験があり、
「きつい」「汚い」「長時間労働」などの
イメージを持っているとのことです。
そんな業界事情に反して、バンバン人材が集まるのが
居酒屋チェーン「サブライム」
ここのビジネスモデルは、次のようになっていました。
●「一年以内で独立したいと本気で思っている人」が応募条件で人集め
● 当然のごとく人が集まる
● 入社後、まずは「サブライム」でアルバイトとして働く
● 独立が前提なので、覚えが早い!やる気満々!
● そんなアルバイトに接客され顧客は満足!
● 独立者に、店選び、資金面の援助等実施
● 独立後は一定期間コンサルタントとして支援
テレビを見ながら、ここの社長の花光さんは思い切りがよいのだろうと思った。
同じようなビジネスモデルは前から存在する。
Win-Win の関係を標榜し、相手のメリットを訴え成長のドライバーとなるよう設計する。
しかし、どうしても私利私欲の片鱗がどこかに出てしまう。従業員側は、それを敏感に感じ、結局はうまくいかないケースが多い。
Win-Winを考えるとき、人間は自分が可愛いため、どうしても 自分Win > 相手Win になりがちですが、気をつけたいものです。
考え方×熱意×能力
今回のテーマは、「人生·仕事の結果=考え方×熱意×能力」です。
私たちの自己啓発は往々にして、気付きは得ますが、身になりません。
それは実践が続かず習慣化する前に止めてしまったり、他のことに興味が移ってしまうからだと思います。
ですので、わたしは自己啓発に関して、選択(他を捨てる)し継続することがとても重要だと思っています。
では何を選択すれば良いのでしょうか?
JALの再建を見事に果たした稲盛和夫 氏の次の方程式を頭に入れておけばより正しい選択が出来ると思いましたので紹介させていただきます。
--------------- ここから -----------------
「人生·仕事の結果=考え方×熱意×能力」http://www.kyocera.co.jp/inamori/management/philosophy/19.html
人生·仕事の結果は、考え方×熱意×能力の乗であり、
各要素は以下のポイントで計算されるとのこと。
(考え方)→ -100~100
(熱 意)→ 0~100
(能 力)→ 0~100
--------------- ここまで -----------------
ここで注目すべきは、考え方のみ -100~100 となっていることです。
これは間違った考え方をしていると、マイナスの乗算となりますので
がんばれば がんばるほど、答え(人生・仕事の成果)は残念なことになということです。
「人生·仕事の結果をより良くしたい」という動機で自己啓発に励んでいることかと思いますが、結果に大きく影響するのは「考え方」だと氏は言ってます。
では、「考え方」とはいったい何なのでしょうか?
ものごとに対する「捉え方」と言い換えることが出来ると思います。稲盛氏は、ある著書で良い考え方について次のように述べています。
□ 積極的に向上し建設的である
□ 人と一緒に仕事をするのが得意で協調性がある
□ 性格が明るく物事に対して肯定的な態度をとる
□ 善意に満ちあふれている
□ 同情心があり人に親切に接する
□ 誠実で正直
□ 謙虚で慎み深い
□ 勤勉に努力する
□ 勇気があって決断をためらわない
□ 感謝の心がある
□ 足るを知る心がある
□ 利他心がある
□ 自分の欲望を制御することができる
僭越ながら、付記させていただくと
□ 積極的に向上し建設的である
何か問題になったとき自分の感情に囚われない。目的を忘れず建設的な捉え方が出来る。
□ 人と一緒に仕事をするのが得意で協調性がある
人間一人では幸せになれないし大事を成せないことを前提した捉え方が出来る。
□ 性格が明るく物事に対して肯定的な態度をとる
前向きに捉えることができ、非生産的に悩んだり、気を落としたりしない。
□ 善意に満ちあふれている
他者に与えることが自己の喜びであり、必ず返ってくるという原理を理解した捉え方が出来る。
□ 同情心があり人に親切に接する
相手の気持ちを気にかけることの大切さを理解した捉え方が出来る。
□ 誠実で正直
誠実で正直なことの大切さを理解した捉え方が出来る。
□ 謙虚で慎み深い
謙虚なことの大切さを理解した捉え方が出来る。
□ 勤勉に努力する
勤勉であることの大切さを理解した捉え方が出来る。
□ 勇気があって決断をためらわない
決断することの大切さを理解した捉え方が出来る。
□ 感謝の心がある
当たり前と見過ごさず、ありがたいと捉えることの大切さを理解した捉え方が出来る。
□ 足るを知る心がある
○○しかないと不満心ではなく○○もあると満足心で捉え方が出来る。
□ 利他心がある
相手に利する思考が結局は自己の満足成功につながることを理解した捉え方が出来る。
□ 自分の欲望を制御することができる
自己をコントロールすることの大切さを理解し実践できる。
頭で理解できても、即反応するレベルに持っていくのは時間を要しますが、
やはり、すべては人間が行うことですので人格という名の「基礎・土台」が重要だということですかね!?
固定観念について
今日は「目から鱗」と申しますか、自分の発想や考えもご多分に漏れず凝り固まっているんだなと自覚させられたことがありましたので、そのことを書きます。
先入観や固定観念、過去の成功体験を捨て、視点を変えて打破する。といったテーマのセミナーに参加し、そこでの一幕。
○経営難に陥った、ある地域の米穀店がありました。
○そうです量販店や大型スーパーが近隣に相次いでオープンしたことが原因です。
○到底、価格では勝ち目はありません。
○しかし、この米穀店は、あるアイデアで以前にも増して繁盛しているとのこと。
○売上げも、利益率も倍以上!
「では、どのようなアイデアでしょうか????」
講師から、このような問いかけがありました。
わたしは大型店には実施できない個人店ならではのきめ細かな付加サービスであろうと考え、次のような回答が頭に浮かんできました。
○レシピと一緒に販売する。
○トレーサビリティー情報を付加し販売する。
○コメのうんちくセミナーを開催
そして、なにげに隣の人と意見交換をしていると、
「注文後に精米し配達する。 でしょ!」
隣の人は自信ありげに私に話してくれました。
「やられた! それ多分正解ですよ!!」
わたしは、相手を賞賛しこれが正解だろうと高を括って、それ以上考えることをせず、その正解を聞くことにしました。
この後、冒頭の自分が凝り固まっている自ことを覚させられるのです....
この答えなんだと思いますか?
答えは、お米を贈答品として販売する「だっこ米」を開発したとのことでした。
この「だっこ米」とは、赤ちゃんを授かった夫婦が、赤ちゃんに見立てた(誕生時の体重と同じ重さ。顔写真をパッケージに印刷)
お米を、出産祝いの内祝いに贈ることをと市場に提案したのでした。
わたしは、この答えを聞いて自分の思考が、これまで見聞したことをただ引き出しているだけなのだと気付かされました。
このものズバリを正解することは困難だと思いますが、わたしの発想は最近聞いた話しや、すでに周知のトレンドだったり、新規性がありません。また、販売対象は地域の生活者に固定し考えることについて何の疑いも持たずにいました。(^_-)
どうすれば、この枠というべき固定観念を取り外せるのでしょうか?
まずは、自分も凝り固まっていると自覚することが大事だと思います。
色々な文献を漁りましたとこと、以下の記事が参考になりそうでした。
○固定観念を破る方法
1. 高い目標を掲げる
2. 現状を否定してみる
3. 制約や条件がない仮定で考える
4. ゼロベースで考える
5. 逆転の発想で考える
○「閃き力=知識×体験×意欲」
いつもと違った行動を積極的に起こし、多くの気づきからアイデアの種をたくさん獲得しましょう。そして現状を打破しようとする強い意欲があれば、閃きは必ず生まれます。