考え方×熱意×能力
今回のテーマは、「人生·仕事の結果=考え方×熱意×能力」です。
私たちの自己啓発は往々にして、気付きは得ますが、身になりません。
それは実践が続かず習慣化する前に止めてしまったり、他のことに興味が移ってしまうからだと思います。
ですので、わたしは自己啓発に関して、選択(他を捨てる)し継続することがとても重要だと思っています。
では何を選択すれば良いのでしょうか?
JALの再建を見事に果たした稲盛和夫 氏の次の方程式を頭に入れておけばより正しい選択が出来ると思いましたので紹介させていただきます。
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「人生·仕事の結果=考え方×熱意×能力」http://www.kyocera.co.jp/inamori/management/philosophy/19.html
人生·仕事の結果は、考え方×熱意×能力の乗であり、
各要素は以下のポイントで計算されるとのこと。
(考え方)→ -100~100
(熱 意)→ 0~100
(能 力)→ 0~100
--------------- ここまで -----------------
ここで注目すべきは、考え方のみ -100~100 となっていることです。
これは間違った考え方をしていると、マイナスの乗算となりますので
がんばれば がんばるほど、答え(人生・仕事の成果)は残念なことになということです。
「人生·仕事の結果をより良くしたい」という動機で自己啓発に励んでいることかと思いますが、結果に大きく影響するのは「考え方」だと氏は言ってます。
では、「考え方」とはいったい何なのでしょうか?
ものごとに対する「捉え方」と言い換えることが出来ると思います。稲盛氏は、ある著書で良い考え方について次のように述べています。
□ 積極的に向上し建設的である
□ 人と一緒に仕事をするのが得意で協調性がある
□ 性格が明るく物事に対して肯定的な態度をとる
□ 善意に満ちあふれている
□ 同情心があり人に親切に接する
□ 誠実で正直
□ 謙虚で慎み深い
□ 勤勉に努力する
□ 勇気があって決断をためらわない
□ 感謝の心がある
□ 足るを知る心がある
□ 利他心がある
□ 自分の欲望を制御することができる
僭越ながら、付記させていただくと
□ 積極的に向上し建設的である
何か問題になったとき自分の感情に囚われない。目的を忘れず建設的な捉え方が出来る。
□ 人と一緒に仕事をするのが得意で協調性がある
人間一人では幸せになれないし大事を成せないことを前提した捉え方が出来る。
□ 性格が明るく物事に対して肯定的な態度をとる
前向きに捉えることができ、非生産的に悩んだり、気を落としたりしない。
□ 善意に満ちあふれている
他者に与えることが自己の喜びであり、必ず返ってくるという原理を理解した捉え方が出来る。
□ 同情心があり人に親切に接する
相手の気持ちを気にかけることの大切さを理解した捉え方が出来る。
□ 誠実で正直
誠実で正直なことの大切さを理解した捉え方が出来る。
□ 謙虚で慎み深い
謙虚なことの大切さを理解した捉え方が出来る。
□ 勤勉に努力する
勤勉であることの大切さを理解した捉え方が出来る。
□ 勇気があって決断をためらわない
決断することの大切さを理解した捉え方が出来る。
□ 感謝の心がある
当たり前と見過ごさず、ありがたいと捉えることの大切さを理解した捉え方が出来る。
□ 足るを知る心がある
○○しかないと不満心ではなく○○もあると満足心で捉え方が出来る。
□ 利他心がある
相手に利する思考が結局は自己の満足成功につながることを理解した捉え方が出来る。
□ 自分の欲望を制御することができる
自己をコントロールすることの大切さを理解し実践できる。
頭で理解できても、即反応するレベルに持っていくのは時間を要しますが、
やはり、すべては人間が行うことですので人格という名の「基礎・土台」が重要だということですかね!?