文句言う前に!! 「そうせざるを得ない何らかの理由がある筈」と考える。
私たちは相手に何らかの行動をしてもらいたい。または何らかの考えを抱いてほしいという目的でコミュニケーションするものだと思います。
こちらの都合を直ぐに理解してくれ行動してもらえることが出来れば、そのコミュニケーションは成功といえると思います。
逆に、以下のような結果に陥れば失敗だといえるだろう。
・怒らせて反感だけかった。
・行動して貰う代償を多く払った。
・しぶしぶ行動してもらえたが相手は怒っている。
・理解して貰うのに膨大な時間を要した。
コミュニケーションの善し悪しがあるということは、同じ目的でもコミュニケーションのプロセスの違いで結果が変わるということだろうから気を付けたいところです。
そして、私が良く犯すミスがあります。
それは「いやみな言い方」をしてしまうことです。
大体「相手に何らかの不満があるとき」に犯してしまう。
例えば先日、0歳の娘が首を右にばかり向けて寝るので、時には反対側を向かせて寝させたいという目的でとった妻とのコミュニケーション。
(頭の形のバランスに影響するので)
反対側も向いて寝るようにしたいだけなのだが、私には妻の対応への不満があり、心では
「なんで同じ方向ばかり向かせてるんだ!?ちょっとは考えようよ!」
と思いながら、
「反対も向かせたほうが良いよ。少し頭の形もかたよってきているように思う」
と伝えたが、話の抑揚や、わたしの表情から非難されたと思った妻の反応は期待したものとは違い、かなり怖い顔をされた。(汗
冷静に考えれば、自分の感情を処理したく言動に影響してしまう。人間の心は言葉にしなくても伝わってしまうものですよね。
思い返せば、わたしはよく自分の視点だけで物事を捉え憤慨し、その気持ちを相手にぶつけてしまう。相手はそれなりの理由があったうえでの行動なので勿論反発し喧嘩になることが多くあった。
不満に感じることがあれば、まず、相手のその行動には
「そうせざるを得ない何らかの理由がある筈」
と思ったほうが良いと気を付けています。
その前提があると、伝わり方が「相手への非難」から「相手への気遣い」に変わり良いコミュニケーションになるのではと思います。