気付きのOUTPUT !! ~ 日々の学び・見聞をここにアウトプットします ~

■FACEBOOKもやってます! https://www.facebook.com/masahito.tomimoto

良い信念。悪い信念。


 今日は、「信念」について考えてみました。

 

信念とは何だろう?
それは、信じて疑わない考えであって、その人のポリシー。曲げられない考えと言えると思う。

自分勝手で我が強いということ?

それとも、芯のある強い人間ということ?

色々考えてみましたが信念には「方向」「強度」とがあるように思います。

方向は、その信念の向きという軸であり(善⇔悪 美⇔醜 真⇔偽)
強度は、文字通りどれだけ、その信念を強く抱いているかという軸になる。

 

      強度(強)
       |
       |
       |
       |
(悪)----+----方向(善)
       |
       |
       |
       |
      (弱)


①右上 → 正しく強い信念
②右上 → 正しく弱い信念
③左下 → 間違った弱い信念
④左上 → 間違った強い信念


そして、上図のような構造になり、④→①に向かって良い信念と言えると思います。


と、ここで一つの疑問がわく、強いということは手放しで良いこと。と言って良いのかな?所謂、融通の利かない人間ということではないか?なんとなく融通が利くほうが良いような気もするケド…

と疑問を抱いた私は、信念が目的に対しどの様に影響するのかを具体的に考えてみました。私の場合、目的は「リーダーシップを発揮し成果を得る」が今のところ一番の目的です。

成果を得るためには、上記①~④のどのケースが良いのだろうか?
まずは善悪については自明の理・原理原則ということで、あえて書かなくても良いくらいですね。善い行いには良い結果が、逆に悪い行いには悪い結果が返ってくる。

あとは強さがどの様に影響するかということですが、

強い → 一貫性がありブレない。 融通が利かない。
弱い → 一貫性がなくブレる。  融通が利く。

それぞれ、以上のような利点欠点があると言えると思います。


そして、大体の仕事は以下のような階層で成り立ってると思います。

 

理念
目標
戦略
戦術
計画
行動

 

このように分解し考えてみると、上位概念に行けば行くほどブレたとき、手戻りというマイナスが大きく影響することになります。そしてチームが迷走することになると思います。

例えば、先がYの字に分かれる道を、メンバーは「どっちにいくのだろう?」「左かな?右かな?まー、どっちにも対処出来るようにしよう」「はっきりしておしいな!もやもやする」このような状態ではチームの生産性は良いとは言えませんね。

 

また、物事には善悪の区別があるものと無いものとがあるのではないかと思います。
例えば、人との接し方と、今日のランチでは大きな違いがあるといえますよね。

そこで、善悪のある物事についてはブレない強い信念が必要で
そうでない物事については融通が利くほうが良いと思うのです。

と、ここで、またまた疑問が沸いた(笑) では、「拘り」とはなんだろう?
職人さんが「これが最高!」と自分の生産物に対し自負と自信を持つことだったり、
その生産物が出来る手順に手を抜かないことであったりすると思うのだが....

考えた結果これも同じような構図だなと思う。

「真」「善」「美」など自分が価値があると信じることへの信念。

それに手を抜かず努力することが「拘り」なのだとうと。

僕も価値ある強固な信念持ちたい。それに拘り手を抜かない!そんなリーダーになりたいと思う。