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担任、息子の入学式へ… わたしの意見。

 

担任、息子の入学式へ…県立高校教諭勤務先を欠席、教育長が異例の注意 (埼玉新聞) - Yahoo!ニュース

 

今日はこのニュースが世間で物議を醸していたようですね。

県西部の県立高校で50代の女性教諭が長男が通う別の高校の入学式に出席するため、担任を務める1年生の入学式(8日)を欠席していたことが分かった。新入生の保護者らは「今の教員は教え子より息子の入学式が大切なのか」と困惑している。

来賓として入学式に出席した江野幸一県議(刷新の会)は「担任の自覚、教師の倫理観が欠如している。欠席理由を聞いた新入生たちの気持ちを考えないのか。校長の管理責任も問われる」と憤慨。

県教育局は「教員としての優先順位を考え行動するよう指導する」としている。

この内容に対し「この教諭もプライベートがあってあたりまえ!」といったような擁護する意見が多かったように見受けます。私自身、同じ子を持つ親として同じように感じると思います。

そして考えましたが、この問題は学校教諭という公職性が中途半端になっていることが宜しくないのではと感じました。

 

  • 社長が息子の入学式の為入社式に欠席
  • 知事が息子の入学式の為入庁式に欠席

 

例えば高校の一般教諭ではなく上記のような立場の人であれば、反発があって当然だったのではないでしょうか?

興味本位で調べてみましたが、高校教諭の「報酬」はプライベートを犠牲にするには中途半端のようです。


高校教師の給料・年収

公立高校の場合、45歳で年収は740万円ほど。一般の企業よりか高く、公務員としての待遇となるため、職が安定しており、福利厚生も充実しています。また、ボーナスも年2回4,5ケ月分支給されています。

 

結論

わたしは「教育」というものが持つ影響力は計り知れないと感じています。なので、教諭という仕事は昔のように「聖職」に位置づけ見合う報酬も整備すれば良いと思うのです。

このような認識があれば今回のような問題は起こらなかったのではないでしょうか?